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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第5章 あなたの中の私たち




『エレーーン!どうだい!?』


ミカサに肩を抱かれ頭を抱え唸っているエレン。

「…覚えてません。」

『ダメか…少し休憩しようか!』

できる限りの笑顔を見せるとエレンは
すいませんと申し訳なさそうに笑った。


『うなじからエレンを取り出すときに…
何かしらのヒントがあると思ったんだけど…
今のところは成果なしだね。』

「アニやライナー達は自分の意思で
巨人の体から離脱できたと思います。
なので…エレンにもそれができれば…」

うーん…と顎に手をつきアルミンが考えている。
その時だった。
馬に乗ってこちらにやってくる兵団の姿が見えた。



『ん?だれだ?』




「ハンジさん!大変です!」


「何だ〜?アイツ急いで…」

エレンの言うアイツとは間違いなくジャンだ。


馬から降り私の元まで一目散に走ってくる。
息を見乱し、私の前で止まったジャンは
肩で息をしている状態だ。


『どうした!?ジャン…急いで。』

「はぁ…へっ兵長が…」



『…リヴァイが…どうしたって?』


「帰ってきました。」


胸が大きく脈を打った。

…帰ってきた?
それはどういう意味だ。

『ハロルド…は?』

「ハロルドさんが…自分の…意思で
調査兵団へ入団しました!!」


…何を考えているんだ…
ハロルド…


私はすぐさま馬に飛び乗り本部へと駆け出した。
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