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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第5章 あなたの中の私たち



「ーーーーっ。」

確信はしていたがジャンは驚いた。
目の前にいるのは本物の…リヴァイ兵長だ。


「これは立体機動装置のベルト痕だとエレンが言ったな。…と言うことは俺は…兵団の人間という事になる。」


「あんた…リヴァイ兵長だよ。」

「薄々…解ってはいた。
だが…思い出そうとすると…頭が痛ぇ。

ハンジを思うと…吐きそうなほど痛ぇんだ。

なぁ…ジャン。
俺を団長様もやらに会わせることはできるか?」


「…はい。わかりました。」


2人は並んで丘を下る。
門までつくと…兵団の見張りの奴らが
信じられないという顔でハロルドを凝視する。

無理もない。目の前にはリヴァイ兵長がいるのだから。
花を届けていた頃はジャンが見張りの時しか来なかった。だからこそ、誰もハロルドの姿を見ていない。



「…っ兵長っ!」
「おい。リヴァイ兵長だぞ!
生きてたのか…。」


その騒ぎを聞きつけてモブリットが駆けつけてきた。



「ハロルドさん…どうしてここに…」

「モブリット…俺はどうやらリヴァイらしい。
…多分な。

団長に会わせてもらえるか?」

「待ってください。エルヴィン団長に許可を取ってきますので。」


その名前を聞き、ハロルドの頭がズキっと傷んだ。

「…っ。エルヴィン…?」

「何か思い出しました?」

「いや…」



しばらく待つとモブリットが走って戻ってきた。
息も絶え絶えに、許可がおりましたと
ハロルドを中に招き入れた。
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