第1章 ~PROLOGUE~
次の日…
雅紀「…っと言うことです。」
土方「だいたいは、分かったが本当に治るのか?」
僕と山南さんは、近藤さんと土方さんに昨日の事を話した。
雅紀「いえ。分かりません。わ …昨日、少し傷口を、見せてもらい、ましたが、何とも言えません。ですが、賭ける…価値は、あります。」
近藤「まさか、雅紀君は剣術だけでなく、医療も出来るとは…」
山南「もう、動かない左腕です。少しでも、望みがあるなら私は、雅紀君に賭けて見たいんです。」
土方「……山南さん。…分かった。」
山南「本当ですか」
土方「その代わり、山崎も付けさせてくれ」
雅紀「丞君、ですか?」
土方「あぁ。」
近藤「それはいいな。彼も医術をかじっているからなぁ。雅紀君、頼めるかい?」
雅紀「はぃ!!」
土方「それより、体は大丈夫なのか?」
近藤「倒れたんだってな。 少し休まないと…」
雅紀「あ、もう、大丈夫です。 ご心配おかけしました。」