• テキストサイズ

薄桜鬼~千鶴と薫の弟君!~

第1章 ~PROLOGUE~


千鶴side

千鶴「…んっ」


ここは…?

あっ!!
雅紀が、いない…

それに、小太刀まで…



…雅紀、無事だといいんだけど…

すると、誰かが入って来た。


??「目が覚めたかい?悪いね、こんな扱いで。今、縄を解いてあげるから」

千鶴「えっと…」

??「あぁ、私は井上源三郎。」

千鶴「ここは、一体」

井上「ここは、新選組の屯所だよ。」



あの、浅葱色の羽織。

やっぱり、新選組だったんだ。


…雅紀が、心配だ。

お願い、無事でいてね。

井上さんは、手首以外の縄を解いてくれた。



井上「じゃー、すこし着いて来てくれるかな? 今、幹部でキミ達の処分について話し合っているんだ」

千鶴「は、はい」


……私達、どうなっちゃうんだろ。


井上さんに、ついて行くとある部屋に、ついた。

井上「連れてきたよ」

千鶴「ービクッ」


部屋に、入ると凄い殺気を感じた。

部屋の中には、井上さんも合わせて、男の人が9人いた。

その中の、3人は昨夜会った人達だ。


沖田「昨日は、良く眠れた?」

千鶴「…(昨夜の人だ。)
えっと…寝心地は、あまり良くありません…でした。」

沖田「そう? そのわりには、顔に畳のあとがついてるよ?」

私は、恥ずかしくなって手で顔を、隠した。

沖田「それに、僕が起こしに行った時、キミぐっすり寝てたよ?」

千鶴「えっ/////」

斎藤「よせ、総司。総司は、あんたの部屋には行っていない。それに、畳のあともついておらん」


~~!!

だっ、騙された////
沖田「あーぁ、勝手にバラすなんて、一君も酷いなー」

酷いのは、どっちだ。


??「ところで、こいつが目撃者?なんか、ちっちゃいし細っこいなぁ。まだガキじゃん。」

??「平助、お前がガキとか言うなよな。なぁ、左之」

原田「だな。新八の言うとうり、お前もこいつも、似たようなもんだ」

藤堂「うるさいなぁー、おじさん2人は黙ってなよ。」

原田、永倉「なんだとー!!」




/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp