第2章 背負いし命
「エレン。お前は…少し残っておけ。」
兵長がそう言うと一斉に他の四人は立ち上がり
また掃除へと戻っていった。
シンっとした室内に兵長と2人。
『…なんでしょうか…』
「壁外が…怖いか?」
『えっ…いえ。大丈夫です…』
「そうか…なら良かった。」]
残りの紅茶を飲み干すと兵長も立ち上がり
部屋を後にした。
…なっ…何なんだ…
リヴァイ兵長は何を考えているんだ…
部屋の外に出ると、リヴァイ兵長が
他の四人の姿を何一つ言わず
見つめていた。
その後ろ姿を…俺は
声をかけることもできず見ていた。
この時…あなたが…
何を思い、何を考えていたのかなんて
この時は…考えてもしなかった。