第3章 兵長の思い人
「お前…何をやっている…」
『ハンジさんに言われて…兵長を…
探しに来ました。
ですが…お邪魔してしまいましたね。』
「エレン。入りたまえ」
二人に近づくと気づいてしまうことが多い。
兵長のスカーフは取られて…
その首筋には赤い印が咲いている。
その視線に気付いたのか
兵長は急いでスカーフを拾いげ巻き始めた。
「………」
兵長は何も話さない。
『兵長は…団長が…好きなんですね…』
「…ガキにはわかんねぇよ。」
そう言い残し、リヴァイ兵長は
部屋から出て行ってしまった。
「エレン…君はリヴァイが好きか?」
後ろから団長の声が聞こえた。
『好き…とかよくわかりません。
ですが…とても尊敬しています。』
「今…私とリヴァイがしていたことを見て
どう思った?」
『えっ…お、驚きました。』
「それだけか?」
『…それは…』
…胸の奥が痛かった…
たが、それを伝えることは出来なかった。