第3章 兵長の思い人
「エルヴィン…お前は…何を考えている。」
「私自身も良く解っていない…とでも伝えておこう。」
「チッ…相変わらずだな。」
団長と兵士長。
けれど、二人の間にそんな階級なんて
感じさせないほどの親密な関係性が垣間見える。
「リヴァイ…」
団長がそっと兵長の頬を撫でる。
少し顔を背けた兵長はまた舌打ちをした。
「やめろ…エルヴィン…」
「リヴァイらしくないな…
ひと月前までは…欲していただろう。」
…欲していた…何をだ…
俺の頭はもう考えが上手くまとまらなくなっていた。
エルヴィン団長が兵長の顎を掴み
正面向かせた。
そして…そのまま
リヴァイ兵長に唇を重ねる。
!!!!!
…なっ!何なんだっ!
長い…長い口づけだった。