第3章 兵長の思い人
話が終わり、エルヴィン団長は
どこかへと出て行ってしまった。
「エレン…リヴァイがいないことを
気にしてるのかい?」
『えっ……あっはい。』
「リヴァイはエレンの顔が見れないのかもしれないな…」
「あぁ、見えて…部下思いだからね。
守れなかったことを、背負っているのかも知れない。
なぁ、ミケ。」
「あぁ。背は小せぇが、器はでかい男だ」
ミケがスンと鼻を鳴らした。
「エレン…私の思い過ごしでなければ
リヴァイが今一番…失いたくないものは
エレン。君だよ。」
…失いたくないのが…俺?まさか…
___お前には失いたくないものがあるか__
__いた。…だが…全て失った…__
「行ってこい。エレン。
リヴァイと話せるのは…今日が最後かも知れないぜ」
ーーーーーー!
何も考える暇もなく俺は部屋を飛び出した。
…兵長っっー!…