【FAIRY TAIL】信じることを忘れた少女『六魔将軍』
第2章 * 六魔将軍(オラシオンセイス)*
5,出会いは偶然で
コブラは何事もないかのように無言で本拠地であるだろう、その洞窟に入る。
私はどうすればいいか迷っていると
コブラ 「何してんだ。早く来い。」
と洞窟に入って少ししたところでコブラが立ち止まり、振り返って親指を洞窟の奥に向けながら私に言った。
私は少し俯きながら渋々、中に入る。
六魔将軍の皆はポカンと口を開けている。
すると私が『エンジェル』の横を通ろうとすると
エン 「ど、どういうことだゾ!!?コブラ!!」
と叫んだ。
真横を通ろうとしていた私は1mもないその距離で叫ばれて驚く。
驚きのあまり肩がビクッと揺れた。
エンジェルはそれに気づいてない。だがコブラは。
コブラ 「でけぇ声出すな。そいつがビビってんだろ。」
そのコブラの言葉でハッとしたエンジェルが、私のほうを見て申し訳なさそうに「ごめんだゾ。」と言った。
私はエンジェルのほうに向いて「いえ…」と言った。
私は洞窟の奥にたどり着いた。
コブラも真横にいる。
するとコブラが私の頭にポンッ、と手をおいて言った。
コブラ 「こいつを、六魔将軍に入れてぇんだ。」
全員 《!!?》