• テキストサイズ

擬人カレシ 【犬】

第6章 新たな関係



クスクス楽しそうに笑う琥太郎。
なんか…笑われてる??

「笑うなら離れてー。」
「んーん。教えてあげるから。」
「?」
「匂いは…アイツの香水で…」

アイツ?アイツってまさか…この前言ってた…

「祐吾くん…?」
「…ん。由紀乃から匂い取りたくて…。」

ぐーりぐーりって顔を擦り付けてくる琥太郎。
よくわかるなぁ、匂いとか。
…でも琥太郎には特に関係なくない?まあ、いいけど。

「そっか。」
「うん。」

ぐーりぐーりぐーりぐーりって何回もやる琥太郎。
なんだか可愛くて体重を預けた時だった。

「……………………………ちぅっ」
「っ?!」

首筋にチクッて痛み。
何…?!
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp