第7章 変わる世界観
紗和たちに琥太郎について話し、男2人の謎の友情が成立してからというもの…←(友情とは少し違う)
「………」
「♪」
「…琥太郎?」
「ん?なぁに?」
「何で…いるの?(汗」
休日の朝、目覚めてすぐ見えたものは琥太郎の笑顔。めちゃくちゃキラキラしてましたよ。朝一番で。
琥太郎は朝は大体寝ているか下にいるか、あるいは私のほうが早いので目覚めてすぐに顔を合わせることはほぼない。
「それからとても近い気が…」
「うん。だって抱き締めてるもん」
ニパァと笑う琥太郎。
うん、可愛い。
……って、そうじゃなくて!!
「離して!」
「ダァメ。俺より遅く起きたのが悪い。それにいつものことでしょ?慣れないの?」
そう。あの日を境に琥太郎のスキンシップが激しくなりつつあるのだ。