第2章 安易な約束はするべきではありません。
「な、なに?」
「えほん、よむな」
やっと話してくれたと思ったが、ムッとした顔のままで睨まれているようである。
「まだ、じゆうじかんやから、すきにしててええんやで?」
「だめだし。よむな」
それ以上、何も言ってくれないのか私の手を握ったまま、隣に座ってきた。
「きょうはてんきがいいから、おそとであそべるね」
「・・・きょうみねーし」
「まだ、しょにちやからきょうは、はよかえれるね」
「うん」
会話は一応してくれるのか、私が言ったことに返してはくれるがそれ以上は言ってくれない。