• テキストサイズ

紫の花が咲く頃に

第3章 私と彼はただの幼馴染です。


「赤司征十郎だ。よろしく」
 隣の席の彼は、髪の色が真っ赤でした。
「白銀昴琉。よろしく」
「・・・。白銀さんは関西の人なのか?」
「うん。関西出身。でも、こっちに来て長いで?訛りが抜けんかってん」
「なるほど」
 どうやら、凄く大人の彼がしばらく隣のようです。新入生代表で話している姿からしても堂々としていたが、話している限り、あの幼馴染と同年代には見えない。
「白銀さんは、何に入るか決めたのか?」
「へ?」
「部活だ。」
「あぁ、決めてへんけど。赤司君は決めたん?」
「俺は、バスケをしにここに来たからな。」
 どうやら、彼はバスケマンらしい。ということは、長い付き合いになりそうだ。
「あっくんと同じや」
「あっくん?」
「幼馴染。あいつにバスケさすために私、ここに来たんよ」
「ふむ。そいつは強いのか?」
「知らん。強いんちゃう?背は無茶苦茶デカいで。ついでにポジションはセンターやで」
「そうか・・・。俺はここで一番になるために来たんだ。そのためには、強い奴らが必要だからな。」
「ふぅーん」
 赤司君の目が輝いていた。それは、きっと彼も才能がある人だったからだろう。
 HRでいろいろこれからのことを説明され、解散を言い渡された。部活が始まるのは明日かららしく、皆いそいそと準備をして帰っていく。
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp