第1章 主人公sid
「珠皇。ちょっといいかい?」
そんなことを考えていると、火影様、綱手様に声をかけられた。いやに真剣な顔に、どんな難しい任務与えるつもりなんだと身構えてしまった。
いや、実際任務よりも究極かもしれないが・・・。
「お見合い、ですか・・・?」
「そうだ」
「誰がです?」
「お前だよ」
「・・・。わ、私??」
綱手様から渡された一枚の写真とその人の情報。見たことあるこの人。
「誰だかわかるかい?」
「か、風影様じゃぁないですか!!わからないわけないでしょ!!幼馴染ですよ!!」
そう、砂の我愛羅。両親が死に、母方の祖父母のいる木の葉に引き取られるまでいた砂の国の現風影様は幼馴染だった。中忍試験で再会するまで全くあっていなかったが、逢ったとたん頭をはたかれた記憶がある。
「ちょっとまってください。なんで私と我愛羅が・・・」
「木の葉の上層部と砂の上層部で話し合ったようだ。協定を結ぶならいっそ、結婚させようみたいなね。風影の血を引く子が必要なようだが、風影に女の気がない。そこで」
「幼馴染の私ですか?」
「そうだ。風影もお前なら見合いしてもいいと言っているそうだ」
綱手様の言葉に頭が本当に痛くなってきた。あのバカ我愛羅何も考えずに私でいいとか言っただろ。絶対そうだ。やっかいで見知らぬやつよりかは、楽な奴とか考えたんだ。