第2章 シカマルside
「・・・。なんだよ」
「いやね、雲があまりにも綺麗だからね。あの雲になりたいなぁ、なんてね・・・。」
「あぁ、確かに綺麗だな。」
そういいながらまた、空を見上げる。本当に純白の雲。確かに綺麗だ。あんま深く見てなかったけど・・・。
「だよねぇ。でも、私はきっと・・・雨雲なんだろうな・・・」
そういったきり、珠皇は俺の傍から離れた。そん時の俺は、珠皇のその言葉の意味がよくわからなかった。
アカデミーでのあいつは、そこそこ頭が良くて、いつもニコニコしていた。怒ったとこなんて見たことないと、いのが言っていたくらいだから、本当に大人しい穏やかな奴なんだと思っていた。
印象が少し変わったのは、男女混合の体術の授業で、男子クラスのトップのサスケと女子クラスの真ん中くらいだったはずの珠皇が戦うことになった事だった。
「・・・手は抜くなよ」
そういったのは、サスケの方で、珠皇の方はヘラリと笑い、頷いていた。
なんだ?珠皇とサスケは知り合いだったのか?ていうか、このままだと珠皇怪我するんじゃねぇのか?