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兄さんをよろしくね★

第3章 寄りかかってください


勢いよく、室長室を開く。
そしてずかずかとコムイに近づく。

「誰も死なせたくない。その気持ちはわかります…
でもコムイ室長が倒れて働けなくなったら、
本部は回りません!」
「リーバーくん…?」
リーバーはコムイの胸ぐらを掴んだ。
「室長がリナリーを心配しているように、
俺も室長が心配なんですっ…大切なんです!!」
リーバーの瞳に熱がこもる。

「…リーバーくん
本当に、ただ心配してる、だけ?」

コムイは初めてリーバーに向き合った。

「それは…どういう…」
「こういう感情じゃ無くて?」

「へ?、あ…。っ…!」
唇に熱いものが触れる。

「しつ、ちょう…??」
あまりのことにクラクラして、頭が追い付かない。

「今、どう思った?」
驚きすぎて単純な答えしか浮かばなかった。
「うれ、しかったです」

コムイの行動が理解できないリーバーは、
理解しようとした。
コムイを抱きしめることで。

喉の奥が締まったようになって、じっとしていられない。
これはホントに自分が描いていた″憧れ″という感情なのだろうか。

「コムイ室長…俺、変なんです。
コムイ室長が頑張ってるのは嬉しいんですけど、
室長が守りたいもののなかに、
エクソシストと探索部隊とサポーターはあるのに
科学班…というか、俺はいないんだなって…」

「書類で守れるのは
エクソシストと探索部隊とサポーターだよ。
だけど…」
コムイはリーバーを抱き返した。

「君の事を守りたい。
体を張って、命をかけて守りたいと思ってる!
…リーバーくん、僕を支えてください。
そして、僕に守らせて。」

「…俺で良ければ━━━━━━」

部屋の灯りが静かに消えた。


最後は…
最後は愛し合いたいと思った。




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