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兄さんをよろしくね★

第2章 よろしくね


コムイにお茶を淹れようと、
新しいカップを持って移動していると、
パタパタと少女が走ってきた。
「リーバーさん!
お茶なら私が淹れるのに」

コムイの妹、リナリーは
いつもいろんな人にお茶を淹れてくれる。

「そうだな、リナリーのほうが慣れてるし、
室長だって、リナリーに淹れてもらう方が
嬉しいだろう。」

リーバーはリナリーにカップを渡す。
リナリーはにっこりと笑ってそれを受けとった。
「リーバーさんも、大変ですね
仕事もあるのに兄さんの世話もしなくちゃいけないし」

「や、そんなことは…」
たどたどしいリーバーの様子を見た
リナリーはとある頼み事をした。

「兄さんは私の事を守ってくれるけど、
兄さんを守ってくれる人は、いないから。
リーバーさん、兄さんをよろしくね!」

そう、言い残してリナリーはさってゆく。

「サンキューな、リナリー。」

リーバーは来た道を全速力で戻った。
途中何か、気配を感じたが無視した。
今はそれどころではない。


最初は憧れ。
次は嫉妬。
最後は…
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