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とある新世界の本屋さん

第3章 もう、泣きそうです。


ドフラミンゴは突然、「とある島での話だ。」とハルヒにここへ来た経緯を話し始めた。無論、ハルヒは、まだ、そんな説明、求めちゃいなかった。今、完全にドフラミンゴに話の主導権を握られている。どうせ聞くつもりの内容だったため、話の腰を折るつもりはないが、情報屋としては、非常にこの状況はまずい。客の方が優位にたっている。ハルヒは、苦虫を噛み潰すような気持ちでドフラミンゴの話を聞いた。


・・・・・まあ、ざっと言えば、コイツがここへ来た理由は、・・・・・最悪だった。



ドフラミンゴは、とある小島におもしろい悪魔の実の能力者がいるという噂を耳にした。
よくよく聞けば、その小島は、やってくる海賊たちを島民たちで追っ払うことで有名らしい。ますますおもしろいと思い、その島に船で向かってみた。そしたら案の定、大砲をドカンッドカンッ撃ってきたので応戦しようと、空を飛んで島へと向かった。
すると、どうだ。今度は山から遠隔狙撃をされた。一発も中らなかったが、ドフラミンゴは笑いが止まらなかったらしい。糸で山を崩すと狙撃はやんだ。次は、砲弾を壊してやろうと下を向くが、村の様子がおかしい。すでに砲撃もやんでいた。砲弾もそばにない。外に出ている者は、疎らに散り、全員、全身鎧に兜までご丁寧に被っている。しかし、武器を持っていない。

はて、と思っていると今度は、複数の物見櫓から何かを村に向かって撒きはじめた。


海水だった。


そして、全身鎧の者たちは、水鉄砲や海楼石の礫で自分たちに応戦しだした。


ドフラミンゴに言わせてみれば、武装した大人たちが水鉄砲と礫で本気で攻撃してくる様はあまりに滑稽だったという。

まあ、結局、そんな奴らに負ける訳がなく、ドンキホーテ海賊団の勝利に終わった。

しかし、目当てだった能力者が見当たらない。村長を脅して聞けば、それは村を守るために流したデマだという。
茶番に付き合わされたことにキレ、村長を殺しそうになったが、命乞いされた。なんでも、この島には、最近見つかったばかりの海楼石の産地があるらしく、好きなだけ持って行って良いと言われた。しかし、そんなものはいらない。断ると、なにが欲しいと言われ、はた、とドフラミンゴは考えた。




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