第1章 お誕生日祝い♪
万事屋に帰ってきたいいものの
入りづらい…
怒って寝てしまったのか
灯りはついてないし…
あぁー 、あたしのバカ!
こんなことするんじゃなかった。
ガラガラガラッ
「ひっ…」
「遅かったじゃねーか、
どこ行ってたんだよ。」
「え、あ、あの…」
「こんな夜中に女ひとりで歩ってたら
何されるかわかんないよー?ん?」
忘れてた。銀ちゃんは一人にされるのを
一番嫌ったし、あたしが一人で出歩くのも
あまりいい顔はしなかった。
ましてやこんな夜中に…
「ぎ、銀ちゃんごめんなさい…あたし」
ギュッ…