第1章 いつもの朝
青峰「誰だ??一年の中か?…まさか、俺ら2年の中じゃねぇだろうな⁉︎」
…はい、そうですよ。もう。ごもっともです。
…ってか、あなたですよ…!
って言っちゃいたい所だけど、さすがに言うわけにはいかない。
遥「んー…秘密、かな☆」
いや、今のは☆つけるところではなかった。
明らか自分でも思う。今のはキモいと。
青峰「お前さぁ…」
あぁぁ。いいんです、分かってますっ
キモいとか承知してるから!でも青峰先輩に言われたらさすがに傷つくな……
青峰「ちょっと可愛いかったぞ、今の!ww」
………………え?
青峰「たまには可愛げあるもんだなー、なぁ大我?」
え、あたし褒められてる?
火神「はぁ?んだよ、こんなのが可愛いってんかよ…大輝、お前眼科行ってこいw」
ちょっと。そこの兄よ。せっかく青峰先輩が褒めてくれたのにぶち壊す気かい。
青峰「そうか?まぁ、気のせいかもww」
おい!青峰先輩!それに乗るな!
全く…お兄ちゃんが絡んでくるとロクなことがない。
遥「お兄ちゃんのバカ!」
私はそう叫び、青峰先輩の方を向き、上目遣いで(と言っても、身長差のおかげで自然と上目遣いになるのだが。)
遥「ありがと…う///」
と言った。
正直、たまに自分に気があるんじゃないか、とか思っちゃうけど、実際そうでもないみたい。
だって今上目遣いで「ありがとう((デレデレ」って言ったのに「おぅ、気にすんな」の一言で済まされちゃったんだもん…
青峰先輩は自分から告白したことがないらしい。
付き合ったことはあるらしいけど…
今はフリー!
つ、ま、り、狙いどきってこと♡
ちなみに…お兄ちゃんにも今は彼女はいない。
ってことで、お兄ちゃんも狙いどきです☆←
そんな茶番はいいとして、あたしは青峰先輩を手に入れないといけないの!
他の人に取られるだなんて絶対に嫌!
でもなぁ。青峰先輩は堀北マイちゃんが好きだからなぁ。…つまりはまぁ、巨乳好き。
あたしはお世辞にも巨乳と呼べるほどの脂肪はついていないが、貧乳ではないことも確かだ。
こんなあたしに青峰先輩は振り向いてくれるのだろうか、、、
無理な気がしてきた。うん。やばいぞ。これは。