第1章 いつもの朝
…とか思ってたらもう学校着いちゃった。
青峰先輩とは家が近いから、いつも一緒に登校するけど
やっぱ楽しい時間はすぐに過ぎるってもんなのかなー。
青峰「んじゃ、俺ら教室あっちだし」
遥「あ、うん」
火神「今日は一緒に帰るのか?」
遥「え?いいの?一緒に帰っても」
青峰「…たりめーだろ!断る理由なんざねぇよ」
そう言って満面の笑みをあたしに向けてくれる青峰先輩。やっぱかっこいい…。
こうやって優しくされるから、あたしも諦めらんないんだよ…。
罪な男だ!ほんとに!
遥「…じゃあ、また放課後!」
青峰、火神「おぅ!」
ーーーーーお兄ちゃん達と別れ、私は教室に入って行った。