第15章 新たな決意
テツヤ君と2人で朝食を食べていると、秀徳の人達がやってきた。
高尾「お!穂波ちゃんおっはよ!もう体調大丈夫?」
穂波「はい、もう大丈夫です」
緑間「体調管理もマネージャーの仕事の内なのだよ」
穂波「うぅ、すみません」
高尾「とか言って昨日の真ちゃん超心配してたくせに」
緑間「黙れ高尾」
やっぱりこの2人面白いなぁ。
朝食をもらってきた高野君が隣に座ってもいいか聞いてきたので、どうぞと答えた。それを見た緑川君は何故か不機嫌になる。
高尾「あ、そうだ穂波ちゃん連絡先交換しない?せっかく友達になったのにこのまんまじゃアレだし」
突拍子もない申し出にみんな一瞬固まった。緑沢君はむせている。てゆーか、私達いつの間に友達になったの⁈
緑間「高尾、いきなり何を言い出すのだよ」
高尾「え?別に友達ならいいじゃん連絡先知ってても。それに真ちゃんだって知りたいっしょ?穂波ちゃんの連絡先」
私は困ってテツヤ君の方を見た。パッと見いつも通りに見えるけど、内心穏やかではなさそうだ。そこはかとなく黒オーラが見える気がする。
穂波「どうしようテツヤ君…?」
黒子「穂波さんの判断に任せます」
うわ、一番困るよそういうの。