第3章 えんそくえんそく
穂波「おはよう律香!アレ、大丈夫?」
校門前で律香をみつけると、声をかけた。
律香「バッチリよん♪まかしといて」
律香と2人でお弁当を作ってくる約束をしたのだ。火神君はハンパなく食べる人だから、2人とも全員分のお弁当を作ってこようという話になっていた。それでも足りるかな…いや、多分足りない。
グラウンドにクラスごとに集合し、点呼を取ってバスに乗り込んだ。律香が気を効かせて黒子君の隣に座らせてくれた。ちょっと緊張するなぁ。
火神「なんで俺の隣が神原なんだよ」
律香「え、火神君てば黒子君の隣がよかったの⁈ウワァナカヨシサンネ」
火神「後半棒読みヤメロ」
黒子「やめてください神原さん」
そんなこんなでバスは順調に遊園地へ到着した。