第17章 まつり
家に帰ると携帯にメールが3件届いていた。
1件目:黒子テツヤ
件名:今日の穂波さん
文化祭の衣装とてもよく似合っていて可愛かったですよ。今度僕だけのためにあの衣装を着てください。楽しみにしています。
2件目:高尾和成
件名:文化祭何やるの?
ウチのクラスお化け屋敷やるから絶対来てよ?部活終わったらそっちのにも行くからさ、真ちゃん連れて。待ってるよん♪
3件目:緑間真太郎
件名:文化祭
出し物は決まったか?お化け屋敷をやるから都合がつけば見にくるといい。案内してやらなくもないのだよ。
珍しい人からメールが来てる。高尾君とは時々メールのやり取りしてるけど、緑間君はこれが二回目だ。高尾君に無理矢理メールさせられたのかな?文面がなんか素っ気ない。緑間君らしいっちゃらしいけど。
とりあえず高尾君には喫茶店をやることと練習があるなら無理して来なくていいということ、秀徳の方にはテツヤ君の練習が休みだったら一緒にいくということを返信した。緑間君宛にメールを打っていると1件着信があった。高尾君からメールだ。
1件目:高尾和成
件名:絶対行く
喫茶店てことはメイド服とか着るの⁈着るよね⁈超楽しみ絶対行くから‼︎あと、黒子も来んなら来なくていいよ真ちゃんスネるからww
これは…断固阻止せねば‼︎絶対来ないでと再度高尾君に返信して、緑間君にも絶対来ないでと念を押して返信した。