第17章 まつり
さて、残ったのは一番の大問題。あんな格好文化祭でなきゃ絶対しないのにテツヤ君何言ってるの⁈例えテツヤ君しかいない場所でもあの衣装を着るのは恥ずかしい。むしろテツヤ君しかいない場所で着るというシチュエーションが恥ずかしい。これ絶対わかってて言ってるよね。なんとか仕返しできないものかと色々考えてあることを思いつき、私はわざと返信しなかった。
翌日、お昼休みにテツヤ君を誘って屋上でお昼を食べた。
黒子「穂波さん昨日どうしてメールの返信くれなかったんですか?」
来た‼︎私はわざと上目遣いで甘えた声を出した。
穂波「だってテツヤ君がいじわる言うんだもん」
どうやら会心の一撃だったようだ。
フッ、勝ったな。