• テキストサイズ

【黒子のバスケ】人を外見で決めては絶対いけません!

第11章 ライバル?


黒子っちが、こっちを睨むように見つめてくる。
完全に、オレのこと敵視してるよね。
……なるほど。



「ふーん、黒子っち、オレと同じなんだ。」



ニヤリと笑えば、黒子っちの眉はピクリと動く。


まあ、まだ好きとか確定じゃないけど、気になってるのはホントだし。
オレが先にモノにしちゃえば良いんだもんね。
黒子っちには悪いけど、顔はオレの方が良いし、背も高いし。彼女だって、絶対…






「黒子君ーーーーー!!!早く来なさーーーい!!!!!」




拡声器で体育館から女の人の声が鳴り響く。
誠凛の監督サンだ。
黒子っちと関係が悪くなる前に中断されてよかったかも。










「取り敢えず、行きましょう」


「そうだね」


「オレも行くっス」


嫌そうな顔をする黒子っちを無視して、オレは籠橋さんの隣に並んで体育館へと足を進めた。


/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp