【黒子のバスケ】人を外見で決めては絶対いけません!
第11章 ライバル?
「黒子君呼んできてってリコ先輩に言われたから。
キセリョもう来てたんだ。」
「今日の放課後部活休みなんで、ラッキーって思って。
なんだー、あんたも俺が来るの知ってたんスね!」
「………。」
心臓が、もやもやする。
まるで、嫉妬しているみたいだ。
「兎に角、僕らはこれから部活です。
彼女もマネージャーなので、貸し出す訳にはいきません。」
僕の一言を聞いて、黄瀬君は少し眉を寄せた。
「貸し出すって…黒子っちの所有物みたいっスね。」
「………。」
僕と黄瀬君は牽制し合う様に見つめ合う。
多分、嫌な予感はコレだ。
きっと、黄瀬君は……
彼女に気がある。