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文芸部×チア部

第7章 好きだから(R18)


私はDVDを見ながら、彼の肩にもたれる。

彼は私の腰に手をまわす。

私は彼の顔を見上げてちょっと微笑む。

彼は私の唇にキスする。

いつも通りな感じ…。

この先どんな感じで迫ろうかな。

ちょっとワクワクする。

彼の舌が口の中に入ってくる。

あん…口の中、最初から気持ちいい。

キスで感じるようになっちゃった。

私の身体…どんどんエッチにされちゃうんだ…。逢坂くんに。

唇がそっと離れる。

私は彼の顔をじっと見上げる。

「もっと?」

多分もっとキスする? って意味で彼が尋ねる。

私は答える。

「うん、もっと…。もっといろんなことしたい…」

私は目を潤ませて彼を見つめる。

彼は一瞬、息を飲む。

「……うん。じゃあベッドに行こうか」

彼の言葉に私は小さく頷く。

彼が立ち上がる。

彼のベッドの前に彼の背中。

「逢坂くん…」

私は後ろからぎゅっと彼に抱きつく。

お腹に手をまわして、背中にコテンと頭を置く。

なんかいい…。

「ど…どうしたの…?」

彼がちょっと固まりながら問いかける。私は答える。

「素敵だったから…背中が」

「……」

彼が返答に詰まってる。

ふふ、いつもと逆。

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