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文芸部×チア部

第3章 本当の彼、本当の私(R18)


「じゃあ、他の場所やってみるね」

えっ他の場所。

彼は私の首すじの髪を手でよける。

そして、舌でそっと触れる。

「ひ……ひゃあぁ……」

変な声出た…。

「ふふっ…気持ちいい?」

「ちっ違う…」

「可愛いね…。恥ずかしがらなくていいんだよ…」

そう言って、彼は首すじをゆっくりなめる。

本当に違う…気持ちいいわけじゃなくてビックリして…。

でも…なめられてると…身体むずむずしてくるっていうか…変な感じ…。

「はぁっ……」

私は軽くため息を漏らす。

「ナコちゃん、さっきまで具合悪そうだったけど…。頬に赤みがさして元気そうになってきた。よかった…」

彼が私の頬を両手で持ち上げて頬ずりする。

…ちょっとキモイ。

私の胸の前に置いてる手を、彼がひとつずつどかす。

あ…乳首とか…うつってないかな。恥ずかしい…。

彼が私の胸元をじっと見る。

恥ずかしいよぅ…。

彼がキャミの上から私の乳首をはむってくわえる。

…!

やっぱりうつってたんだ…。

キャミ越しに彼の息が。なんか…じんわり熱い…。

もう片方の胸は手で軽くもみもみされてる。

ときどき、指が乳首に触れる。

「は…はぁ…はぁ…」

私の息がちょっと荒くなってくる。

感じてるみたいで恥ずかしい。

ふと自分の胸元を見ると、彼の頭が。

サラサラの黒い髪…。綺麗…。さわってみたい…。

私は右手で彼の髪にそっと触れる。

はぁ…。やっぱりサラサラ…。気持ちいい…。

彼が顔を上げて、ニコッと笑う。

ドキッ

……。

わたし…何がしたいんだろう…。

周りを見渡せば、やっぱり私の写真だらけの気持ち悪い部屋。

あれが気のせいで、ここが普通の部屋だったら…。

普通の部屋だったら…

普通に嬉しかったのかな…。

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