第13章 みつけて(R18)
私の舌が彼の唇でチュと吸われる。
あぁん、気持ちいい。
好きだから。
好きだから、こんなに気持ちいいんだよね。
今度は彼の舌が入ってくるから唇ではむはむする。おいしい。
彼の手が、指が、私の胸を優しくいじる。
ふわふわ…気持ちいい…。
彼が唇をそっと離す。
「はぁん…気持ちいい。紘夢…好き…」
私は唇が塞がれているときに湧き出た思いを吐き出す。
「僕もだよ…ナコ。僕のナコ。ナコのこれからを全部僕のものにしたい…」
「わたしは紘夢のもの…。大好き…あっ…」
彼の手は私の太ももの内側を軽く撫で、私の割れ目に指を差し込む。
「濡れてるね…はぁはぁ…気持ちいい?」
彼は指で私の中を優しく探りながら問いかける。
「あっ…あん…気持ちいい…。気持ちいいの…」
私は彼の腕をぎゅっと握って答える。
「どうして欲しい? なんでもしてあげる」
「いれて…。わたし欲しいの…紘夢が…」
「うん…。僕は君のものだよ。君だけの…ものだよ」
「うん…はぁはぁ…」
私は息を整えて、彼がコンドームをつけるのを待つ。