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文芸部×チア部

第10章 君の初めてはすべて僕のもの(R18)


「あっ…あの……」

彼が下半身を動かす。

……!

「いっ…たい……痛いって! 痛いぃ」

私はガマンできずに声をあげる。

「ごめん…ごめんね…。僕は気持ちいいよ…。ナコがこんなに痛がっているのに…ごめんね…」

謝るなら動かすのやめてよぉ。

「なんて罪深いんだろう…。殺して…僕を殺して…」

彼は私の手を取り、自分の首に持っていく。

「いいからっ…殺さないからっ! 許すっ…!」

私はなんとか答える。

ややこしいときに面倒くさいこと言うなぁあ

「優しい…ナコ…僕の女神…」

彼は私の頬を持って頬ずりする。

ちょっとうっとうしいよぅ。

「涙…涙出てる…」

彼が私の涙を舌でぬぐう。

……。

ちょっと慣れてきた…かな。

「チュー…しよ」

私は彼にキスをねだる。

「うん…ん…」

返事しながら彼が私の唇に吸いつく。

あっ…気持ちい…口の中…

下も…ちょっと…ぎゅってなるのわかる…ぎゅって

痛いけどちょっと…ちょっと気持ちいい…

……。

ちょっ…紘夢っ…動かしすぎ…

彼が唇を離す。

「んっ……はぁっ…はぁっ…」

はぁ、息苦しかった。

「気持ちいっ…はぁ…ナコ…」

彼がつぶやく。

「ナコ…もうだめ…いきそう…」

「うん…紘夢…はぁはぁ…」

とりあえず終わると思うとちょっと安心する。

でもちょっと寂しい…かな?

「あっ…ナコ…ナコ…」

「んっ…」

彼がさらに激しく動かす。

はぁはぁ…はぁはぁ…

……


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