第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組
ザッザッザッザッザッ。
トテトテトテトテトテ。
ザッザッザッ…。
トテトテ……。
…ザッザッザッ。
……トテトテトテ。
ザッ……クルッ。
ト…ササッ。
何なんだよ。さっきから着いてきているのバレバレだし、振り返ったら振り返ったで隠れるし…。
俺遊ばれてんのか!!?
よし、こうなったら…。
俺は再び歩み始めた。
そして角を曲がった所で待ち構える。
タッタッタッタッ。
駆け寄ってくるのが足音と地面に写る影で分かる。
そしてその影が角を過ぎようとした所で飛び出す。
女の子「っ!?!?」ドンッ!
思っていたよりも勢い良く走ってきていたせいか、出てきた俺の足にぶつかった。
アイト「っとと。大丈夫か?」
地面に尻餅付いている少女に手を差し出す。
女の子は無言でそれを見つめ、差し伸べた手を使わずに立ち上がった。
アイト「なぁ、迷子ならそう言いなよ」
女の子「………」
また黙りですか。
流石にそろそろ傷付きそうです。
もう良い。こうなったら無理やり連れて行ってやる。
…避難所にですよ?
アイト「…ほら、行くよ」
女の子「っ!!」
ぎゅっと女の子の小さな手を握り、歩幅をなるべくこの子に合わせて避難所に戻った。
こうしていると妹の莉那手を引いてやったのを思い出した。
道中白い目で周りから見られたがなななな慣れてるから気にしないし。
俺別にロリコンじゃねぇし。