第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組
お互い食べ終えて今度はカフェテリアに移動する。
此処なら今後の打ち合わせをするのにも丁度良い。
此処でも見事、珈琲を二割り増しの料金で注文する事になった。
その分貰っているだろうと言われたら仕方ないです。
特に僕たちは普通の憲兵より給料いいですから。
オープンテラスの端で対面でお互い座り、今後について話し合う。
アイト「今回の主な仕事はアイリスからも聞いているだろうがトロスト区の治安維持。並びにローゼの食糧生産率の向上。前者は俺達の指揮一つでどうとでもなるが…」
リック「後者は開拓民の理解と協力が必要」
そういう事だ。
こればかりは権限も指揮もない。重要なのは開拓民との協力関係一つだ。
そのために必要なのは色々あるだろうが、現在的に状況は厳しい。
まず、憲兵団と開拓民の関係。
リックの話だと正直開拓民の憲兵団に対する好感度は0以下マイナス街道まっしぐらだ。
そこから崩していかないと…。そう、アイトとリックやウェンの話していたあるべき憲兵団に戻す、というものだ。
民が安心して頼れる。そんな存在に戻すのだ。
……これが出来れば今頃オレは日本の警察も変えられるかも知れん。
アイト「あいつ等がこんな任務渡すのも分かる気がする」
リック「…任務を失敗させて私達を解散させようとしている?」
アイト「察しがいいな。俺もそう思っている。…じゃあ、その――――」
リック「――――そのふざけた幻想をぶち殺す?」
…驚いた。前に莉那と見たアニメの台詞、気に入っているから使わせてもらっているんだが、
アイト「良く分かったな」
リック「アイトの口癖」
とことんアイトさんとは馬が合いそうです。
アイト「ストへスの連中を青ざめさせてやんよ」
リック「やってやるです」
アイト「え?」
リック「…どうかした?」
お母さん。この世界ってたまに怖いです。