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明晰夢【進撃の巨人】

第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組


庇う為か、気づいた時にはリックの肩を掴み後ろに追いやっていた。

そして俺はリックの居た場所に立ち、突っ込んでくる男と向き合う。

このままだと刺される。






『小手返し?』

『そう。警察で使う逮捕術の一つよ。護身術にもなるから隼人も覚えて置くといいわ。やり方はね―――――』




え? 走馬灯? …な訳ないか。

「ああああぁぁぁぁぁあ!!!!!」

小手返し…。そうか。



突っ込んでくる男の右手にあるナイフ。なら、

アイト「ふっ!!」

「なっ!?」

男の左に身体を捌きつつ右手を掴み内側へ折るつもりで捻る。

「があぁあ!!」

ナイフを落とした。ナイフを蹴り、直ぐに取れない状態にするのと同時に男の足を蹴って転倒させる。

倒れた男の右手を掴んだまま首に右膝を当て圧迫。掴んでいた腕も背中に回し込み極める。

完全に拘束するため、空いている左手を左足で踏み、膝裏で拘束。




一瞬の出来事だった。

廻りもその出来事にざわついている。

今、俺の足元には抵抗するも首を圧迫されてもがく男が居る。息ができるように完全に圧迫はしていない。

だからその分掴んでいる右手に力を入れる。

「ああ、があっぁあぁあ!!!」

さっきまでとは違う、痛みによる悲鳴。

痛いんだろうな。だが離せば危ないからこのままだ。



騒ぎを聞きつけた憲兵がやってきたが、俺の姿を見るなり驚いていた。

事情を話すと特に証人もなしに納得してもらい男を連れて行った。

憲兵「怪我が無くて何よりです。聴取はこちらで取りますので」

アイト「あぁ。頼んだ」

憲兵は敬礼をすると男を連れる別の兵士と支部のほうへ歩いていった。



…あ、昼飯行くんだった。
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