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明晰夢【進撃の巨人】

第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組


トロスト区の散策も兼ねて市場に繰り出した。支部の前に居た憲兵に場所を聞いた時、

「ご同行しましょうか!?」

って聞かれたけどやんわり断った。

アイト「プライベート兼ねてるんだから勘弁してほしいな」

リック「……」コクリ


アイリスも言っていたが、トロストは今あまり活気的賑わいは見えない。

難民の受け入れやらで駐屯兵団が難民の対応に苦労していた。

一番難民達だ。目が死んでいる。

無理も無いか…。目の前で悲惨な事が起こったんだもんな…。

リック「………」

突然、横に立つリックにぎゅっと服の袖を掴まれた。

それに気付くのと、人々が俺達の事をジッと見ている事に気付くのはほぼ同時だった。



おい。憲兵だぞ。

あぁ…敗北主義者だ。

俺たちがあんな目に遭ってる時に…。


酷い言われようだ。

それもまた分からんでもないが…。

刀持ってきていたら威嚇程度の事はしていたかもしれない。


あ、昼飯行くんだった。

アイト「行こう。この人達をどうにかするのが俺達の仕事だ」

リック「……うん」

憲兵が言っていたこの辺りでは安くて美味しい外食店に向かおうとした時、


「う、うああぁっぁぁあぁあぁぁぁあ!!!!!!」


背後で物凄い悲鳴と共に俺達、いや、俺の後ろに居たリックに突っ込んでくる男が振り返り際に見えた。

前屈みになって手に何か細長いものを持っている。

ナイフだ。

リック「っ!!」

徐にリックは袖から苦無を取り出す。

が、気付いたみたいだ。先程仕込んでいた苦無を壁に投げ付けた事を。

「あああああああああああああああああああっぁぁぁぁ!!!!」

リックと男の距離が更に縮まる。

リックも二つの不意に動けなくなっている。








気付いた時、俺はリックの前に出ていた。
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