第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組
トロストにある支部もストヘスと大して変わりは無かった。
強いて言うなら、
憲兵「いやぁー長旅ご苦労様でした。あ、荷物運びますね!」
憲兵「あ、そちらもお持ちします!」
何か憲兵達が媚売ってくる。
あぁ、そういえばストヘスから視察で来てるんだったっけ。
それで俺達に媚売ってあわよくば内地へ…か。
上等じゃねぇか。だったら先ずはそのふざけた幻想ぶち殺してやるよ。
部屋へ案内され、最初にリックが放った一言。
リック「…相部屋?」
シングルベッドが2個置かれた部屋に通されたリックは(゜Д゜)の似合う表情をしていた。
…まぁ、分からないでもない。
リックは言ってしまえば男の子……。
リック「(゜Д゜)」
男の娘の様な……。
リック「(゜Д゜)」
中性的な容姿だ。どっちとも取れる。しかしその茶色の髪をポニーテールにしている時点で察してくださいよ憲兵さん。
憲兵「申し訳ありません。シガンシナを含めたマリアの区にいた憲兵が入ってきた者ですから個室が取れなくて…。幸い、お二人とも男性だったので助かりました。どちらか片方が異性だったらどうしようかと……」
プルプルしているリック。抑えような。
憲兵「では、何かあったらお申し付けください!」
憲兵さんは敬礼をすると部屋から出て行った。
リック「~~~~~っ!!!」
リックは扉が閉まると同時に一番奥の壁に何かを投げ付けた。
ダダダダン!!!
勢い良く投げつけたそれは先程脅しに使っていた苦無だった。
さっきの一本と一回り小さい10cm程のいわゆる小苦無が四本壁に刺さっていた。
色が少し違う所を見るに後から複製したものだろう。
リック「………」
リックが何か言いたげにこちらを見ている
話を聞きますか?
→ はい
YES