第6章 幼馴染と同郷組 by,同郷組
親睦深めるついでにリックにアイトについて聞く。
アイト「そもそも何でリックに苦無なんかくれたんだ?」
プレゼントにしては色気通り越して血の匂いがするプレゼントをするもんだ。
アイトのセンスを疑う。
リック「訓練兵団の時に貰った…。護身用に持てって」
いや、だからって普通苦無を渡しませんけど。
アイト「あれ、さっき俺に頭を撫でるような事しないって言ったよね? そこまで仲良くないんじゃないの?」
リック「あれは嘘…。ブラフを張らせてもらった」
俺は見事に彼女の術中に嵌っていた訳か。
て事はアイトさんは普段からああいう事するんですね。
リック「アイトとは訓練兵団からずっと一緒。ウェンと居る事が多かった」
だから自ずと話す機会もあったって事か。納得。
リック「…特にウェンは貴方の行動を不審に思っていた」
この諜報部マジで曲者揃いです。
アイト「じゃあ…まさかとは思うけど昨日の昼間二人で出掛けたのって…」
リック「尾けていた」
お母さん、僕はこの双子を一課に推薦します。絶対功績残しますよ。
リック「大丈夫。ウェンには文書で言っておく」
アイト「オレは他の二人にもそう思われてたんじゃないかと気が気でない」
リック「貴方の言動自体は普段のアイトと殆ど変わらない。3年一緒に居たから不審に感じただけ」
今日のリックさんは良く喋ります。言語力がどこかの宇宙人みたいですがそれは黙っておきましょう。
アイト「じゃあキッチンで唐突に口数が減ったのは様子見してたとか?」
その質問を投げかけると、今まで直ぐ返答していた長t基、リックは言葉を詰まらせた。
その反応を見る限り、俺は悟った。
アイト「あー……アイトさんを好きなのは本当なんだ」
リック「っ!?」
表情に答えは出ている。顔を赤らめてまぁ…。
アイト「ごめん。想い人の身体勝手に乗り込んで…」
リック「……雰囲気は似てる。いや、前より柔らかくなった」
今の所柔軟剤は使ってません。因みに僕はダウ○ー派です。
…きっと物腰的な意味でしょうね。
リック「前も優しかった。でも今は…」
アイト「堕落してしまって申し訳ありません」