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明晰夢【進撃の巨人】

第4章 こんにちは二次元


莉那「もう朝だよー。早く起きてよ」

……あれ?

よし、落ち着こうか。何がどうなっている。

目が覚めたら目の前にアイリスがいると思った。

おはよう二次元と冒頭で言う気満々だった。

公園のつもりで話を進めていたら自分の寝室に居る。

莉那「あー…隼人くん?」

隼人「あ…?」

莉那「そんな喧嘩腰にならなくても…。取 り敢えずごめん。出かける時間までには起きてね。おやすみなさい…」

シュンとした表情をしながら莉那は寝室を 出て行った。

まるで俺が悪いかのように。

・・・いや。今のはオレが悪かったな。お越しに来てくれたのに。

にしても、本当にどうしたものか。

寝室にある出窓からは向こうの部屋と同じ様に日 が差し込む。

俺の部屋だな・・・。

三次元なんだな。

「お握りが食べたいんだな…」

「………はぁ」

自分のボケに疲れ、再び毛布を被った。

もしかしたら中途半端な眠りだったからかもし れない。今度は思いっきり寝てみよう。此処はアイトの見ている夢かもしれない。

隼人「あー…莉那?」

ガチャ。

莉那「ん、呼んだ?」

手ぶらの莉那が 戻ってくると、オレは質問ついでに色々頼み事 をした

隼人「今日って何かあったか?」

莉那「今日は私とデートの約束位だよ。10時の予定だけど・・・」

隼人「ん。起きるわ」

莉那「アイサー隼人くん」

相変わらず兄妹なのに君付けする。

これで暫く行動して夢じゃなかったら腹いせに莉那にご馳走でもしよう。
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