第11章 まったく、小学生は最高だぜ！！

アイト「何度見ても思うけど、可愛いよな。やっぱり」

アニ「や、やっぱりって･･･。もしかして最初から？」

アイト「ん？　あぁ、初めて会った時から思ってた。やっぱり可愛いや」

俺はアニと同じ視線になるように腰を落とし、アニと視線を合わせた。

アニ「ちょ、ちょっと･･･！」

アイト「可愛い･･･」

アニ「･･････っ！」

見る見る内に顔を真っ赤にするアニ。

アイト「散々言っておいてだけど、やっぱり可愛いよな･･･」

アニ「えっ？　あっ･･･」

アイト「ねぇ、もっとよく顔を見せて」

アニ「･･････ぅん」

ジッと俺を見つめるアニ。

アイト「ありがと」

そんなアニに手を近づけ、俺はアニの腕を掴んだ。

アニの腕がビクリと跳ね、力が入ったのがよく分かる。



ひょい。


(。･ω･。)「みゃー」

アイト「くっそ。野良猫なのに可愛い顔しやがって」

(。･ω･。)「みぃ？」

アイト「捨てて来いと言った矢先チワワみたいな目で見て来やがって。このぬこ、畜生可愛いな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

(○´ω｀○)「にー」

アニ「」

アイト「ペットとして飼えないかな･･････」

アニ「」

アイト「俺の猫ですって言えば許してくれるかも･･･」

アニ「･･･ねぇ」

アイト「ん？」

アニ「可愛いって･･･猫に言ってたの？」

アイト「うん」

アニ「･･････」

アイト「うん？」