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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第1章 はじまりーそしてとまどい。


ちょっちょっと待って!心の準備が…!!
突然のことに戸惑う私。


あれ?でも今いるスタッフってことは、また悠さんに会えるってことだよね?



お礼言わなくちゃ



ーーー


バックヤードでは明るい茶髪でぱっちりした目のキレイな女の人と、短髪でツーブロックの男の人

そして悠さんがいた。



うわぁ…やっぱりカッコいい…


無意識に見つめていると悠さんも私に気づき、一瞬目を見開くが、すぐに柔らかい笑顔を向けてくれた。



店長「明後日からうちではたらくことになった花音ちゃんだ。可愛いだろー!やばいよなー!」



浮かれた店長を無視して3人が声をかけてくる



亜樹菜「わー!大学1年の亜樹菜だよ!よろしくねぇ!花音ちゃん!…いや、かの♪」



弾ける笑顔とはまさにこの事だなぁ。
同い年だし仲良くなれそうだ♪



賢吾「俺は賢吾ね!よろしく~!何でも聞いてね~!!可愛い子には優しくしちゃうよw?」


亜樹菜「おっ!じゃあ可愛い亜樹菜のために、今日の掃除は賢吾にお願いしちゃお♪」


賢吾「んなっ!それはむーりー!!」


軽いノリだけど楽しそうな人だなぁ
ムードメーカーって感じ


そんな二人を見ていると視線を感じ悠さんの方を見てみると目があった。


ーードキっ



悠「ほら、大丈夫だったでしょ?」



やばい。その笑顔、刺激強すぎますから…



「あの…ありがとうございましたっ」


慌ててお礼をいう。顔が熱い…
あぁ…やっぱり顔見れないや



悠さんは、微笑み、すっと立ち上がると通りすがりに他の人には見えない仕草で私の肩をトンっと触れた。


そして耳元に顔を寄せ


悠「よろしくね?花音」




呆然と立ち尽くす私。耳は熱を持ち心臓はバクバク




賢吾「あれ?悠どこ行くんー??」



悠「…便所ー。」



その背中を見送りながらあることに気づく。
あっ!私自己紹介してないっ!!



「高嶺花音です!バイト初めてですがよろしくお願いします!」



にっこりと笑顔を作る。
うん、これでバッチリかな
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