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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第1章 はじまりーそしてとまどい。


一人でパニクッてると先を歩く彼が振り向く。




?「俺は桧山悠。君、名前は?」




「あっ…えと、高嶺花音ですっ!」



悠「花音!面接頑張れよ!」




悠と名乗る彼が笑顔で手を降り去っていく。


きっと彼が菜奈のいう超イケメンだろう。
さらっと可愛いなんて言えちゃうのは女の子に慣れてる証拠だよね。
私なんかが超イケメン王子と話せただけでもラッキーだ。


でも悠さんとのやりとりのお陰で少し緊張がほどけた気がする。



…バイト受かったらまた悠さんと会えるしね。
応援してくれたし、頑張ろう!
私は気合いをいれなおした。



いざ面接へ!




ーーーーーー



店長「…………」


店長は私の顔を見るなりフリーズしていた。
やばい、やっぱり私程度の容姿では不採用かも…
でも、何でだまってるんだろう…

んー気まずい…



「あの…バイトの面接に来た高嶺花音です。」



意を決して声をかけると店長はハッとした様子で



店長「やっ.あー…うん。高嶺さんだったよね。
うんうん。菜奈から聞いてるよ。うん。採用!これからよろしく!」


あまりに唐突で驚いていると店長があたふたしはじめた。



店長「あーっやっぱり唐突すぎるよね?!やっでも…うん。君めっちゃ美人だし、スタイルもーって何言ってんだ俺!いやいや、なんと言うか君からね!あふれでるやる気をね!そうそう。やる気を買ってだな!!」



変わった店長さんだと聞いていたが、本当に一人で突っ込んだり忙しない感じだ。大丈夫かな…??
きっと菜奈が口添えしてるから始めから受かるようになってたんだろうな…
あとで菜奈にお礼言わなくちゃ



店長「とっ!とにかく!いつからこれる?!?」



こうしてびっくりするぐらいトントン拍子に人生初のバイトを始めることになったーーー



初出勤は明後日からと決まり、帰ろうとする私を店長が今いるスタッフに挨拶だけしよう!と半ば強引に連れてバックヤードの入った。












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