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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第1章 はじまりーそしてとまどい。


先にお店を出た菜奈と亜樹奈さんと私(賢吾さんは店長に捕まり居残りw)はお店探しをしていた。


亜樹奈「あーここ、ここ!この前さおりんと来たときすごいいい感じだったんだよねぇ♪席も個室で堀こたつになっててゆったり~な感じでさ」


菜奈「じゃさっそく入れるか聞いてきまーす!」


そう言い菜奈はお店の中に入っていく。
菜奈の行動力の高さにはいつも感心する。
さすがだなぁ…見習わないとね




彼女を待っている間、亜樹奈さんと世間話をしていた。


亜樹奈「あ、そうだ!かのって彼氏いるの??」


花音「いるわけないじゃないですか~!」


亜樹奈「えっまじ?絶対いると思ってた。まぁ私もフリーだけどさぁ。世の中の男はこんな美人たちほっといて何してんだかねぇ~」


花音「ほんとですね~!」



亜樹奈さんはいつもノリが良く一緒にいて飽きない人で、誰にでも隔てなく接してくれるのですぐに仲良くなれた。



亜樹奈「じゃさ、好きな人はーー」


賢吾「お待たせー!!追い付いたわぁ」


亜樹奈さんが賢吾さんをジト目で見ている。



あ…

悠さんだ。



少し離れたところに沙織さんと話しながら歩く悠さんを見つけた。



面接の時に少しみたが悠さんの私服姿はオシャレで背の高い悠さんの雰囲気とよく合っている。


今日は襟元のあいた白のTシャツにベージュのパンツをくるぶし丈までロールアップし、赤のベルトでアクセントをつけた服装。
シンプルだけど気取らない悠さんにピッタリだった。



悠さんは私に気づくと目を細めて微笑んだ。



頬が熱くなるのを感じながら、小さく会釈を返す。



ーーードキドキドキドキ



笑顔ひとつでこの有り様だけど、これからの時間持つのか私?!





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