第2章 内緒
時折、不思議な事がある
私が何かしようとすると
石神「どうぞ」
そう言って私の欲しいモノやして欲しい事…やりたい事を
なぜか石神さんはわかっていて
気がつくと、何時でもソレらは私の傍に当然のように用意されていて
ほら、今も…
石神「どうしました?コレが必要なんですよね?」
そう言う石神さんの手にあるのは、私が探していた本で
ゼミのレポート用に探していた事は、石神さんは当然知らないはずで…
今日、本屋さんに石神さんと来れたのも本当に偶然
「午後から休みになった」
と、連絡をもらってからの事なのに…
なんで?
どうして、言葉にしない事でも貴方には、わかってしまうんだろう