• テキストサイズ

緋ノ鬼

第2章 バカには何を言っても変わらない。



「あいつらさ、楽しそうにすんだよ
俺の昔の戦友であんなやつらだけど、神楽も新八も怖がらねえし、ばかみてぇに笑ってやがる。」


確かにそうだ。

銀時によると坂本、高杉、そして銀時は攘夷志士だった。

そんなひとたちと一緒にいるのに、怖がるそぶりもみせない。

まぁ神楽夜兎だから怖がるわけないだろうけど


「でも、お前が楽しんでねぇなら意味ねぇだろ?


へらと笑う。


「私?」


「李鶴那以外に誰がいんだよ。」


ドキッー

なんだろうこの胸の痛みは。


「別に気にしないで。
ほら、寝たら?」


「なんだよ話てんだろー?
まぁいいや、お言葉に甘えて寝ようとしますか」


そういって銀時は目を閉じる。





「あ、…り…がと………銀時…」


口に出して言うのは恥ずかしいけど、

精一杯の思いだ。

直接言えないのがだめだけど。








/ 201ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp