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緋ノ鬼
第2章 バカには何を言っても変わらない。
「っ!?」
「李鶴那?どうかしたかー?」
今、なんだろうか、
殺気を感じた。
どこかで感じたことがある気がする。
「…ううん、なんでもない」
「ならいいけどよ~
飲んでる~?銀さん飲みすぎてよぉ」
「銀時くさい。」
「だから、膝枕してー」
なぜそうなる。
「てかする。」
窓枠から私を降ろして無理矢理膝の上に頭を乗せる銀時。
「…気持ちいいなお前の膝。」
私は黙っていた。
「楽しくねぇだろ?ごめんな」
いきなりの謝罪に戸惑う。
「…なんで謝るの」
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