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緋ノ鬼

第8章 危険の中に奇跡あり。




銀時には銀時の世界があって、

私には私の在り方があって、

絶対分かり合えないと思ってた。


でも、今は、

こんなにも同じ時間を過ごして、

大事なものとなった。


ひとつずつ、大事なものが増えていって、

知り得なかった幸せを感じてる。


全部、銀時に会えたから。


「ねぇ、銀時、私たち、ずっと一緒だよね?」

「あたりめぇだろ。銀さんがずっと守ってやる。
生まれてくるやつもな。」


たまに見る真剣な顔で、

大丈夫だと思える。


だからね、銀時。


私のために


「これからも愛してるって伝えてね。」



たまに真剣な顔でね?




end〜
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