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緋ノ鬼
第1章 縁も所縁もありませんけど。てかなにそれ美味しいの。
「神楽あぶねぇ!」
ゴンっ!!!
「っっ!」
遅かった…汗
ちっ、めんどくせぇな
「ご、ごめんアルよ!」
神楽の必死に謝る姿に女は少し焦ったように言う。
「大丈夫。私も見ていなかった。」
そう言うとスッと立ち上がり砂埃を落とした。
「それじゃ。」
マダオ、神楽、新八、
そして俺に会釈して俺の横を通りすぎた。
彼女が「万事屋銀ちゃん」という紙を
もっていたことに気づかずに。
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