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緋ノ鬼

第6章 愛よ、力の元となれ。



「でも、私はここにいるわけにはいかない。
だから、おりる。」


「ここからどうおりるんだヨ?」


開いた窓の枠に座る私を見て

ニコニコしている神威。


どうおりるって、

こうしかない。



「こうよ。」



外に背を向けて頭を後ろに倒す。

後は体重に身を任せれば、




落ちるだけ。



「っ!?!!!」




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