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緋ノ鬼
第6章 愛よ、力の元となれ。
「汗、かいてるけど大丈夫?」
この人から気を使われるのはなんだか釈だ。
「どうしてここにいるの、
ここ、春雨の宇宙船でしょ。」
そういうと神威は、
せいかーい!と空笑顔で笑った。
「帰して。」
「えーやだヨ。」
なんなんなんだこいつは。
こんなやつだったか?
様子が大分おかしい。
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