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【ハイキュー!!】私と幼馴染と・・・

第11章 帰省。そして再会。




東京に着くと相変わらずの人、人、人。
まだほんの数ヶ月しか離れてないのに懐かしく感じる。


私は荷物が手から離れないようにしっかり持ち、人をかき分けて迎えに来ている人物を探す。
やっとのことで駅から出ると目の前にいた。

「お帰り、夏妃ちゃん」

「ただいま、お義父さん、お義母さん!」

待っていてくれたのは両親、義理の。
私のお母さんの兄であるお義父さんが私を引き取ってくれた。今のお義母さんも私のお母さんを妹みたく可愛がってくれていたし、子供がいなかったから快く受け入れてくれた。

実はお義父さんとお母さんは兄妹なのに歳が18歳も離れてるらしい。驚きだよね。(余談)

その2人に出会い来ている車に乗って家に向かった。


家は何一つ変わってない。ただ、敷地が広くこの家に入るだけで周囲に目立つ。
お義父さんは人気のある会社の社長さんだから家が大きいと言っても過言ではない。



私は玄関の扉を開けて「ただいま!」と言った。すると「おかえりなさいませ、夏妃さん。」と声が帰ってきた。そうそう、この人は社長の秘書の栞生さん。名字は知らない。栞生さんは秘書の仕事をしながら私の相談相手や色んなことをしてくれたいい人。
栞生さんって秘書になる前この家のお手伝いさんをしてて、腕を見込まれて秘書になったんだって!ちなみに歳は26歳!(余談)


私の部屋は出ていく前に栞生さんと掃除をしたときと変わらず綺麗だった。

「ホコリが被ってない。掃除してくれたの栞生さん?」

「私は時間があった時だけ掃除を。ほかの日はお手伝いさんの佳代子さんがされていたわ。」

佳代子さん。お手伝いさんで祖母みたいな人。風邪を引いたときはよく美味しいお粥を作ってくれた。

今日は佳代子さんいないらしい。

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